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異彩ノ雫

第173章  一ノ月 Ⅱ ⑤




鞘をはらい

構えた剣は誰のためか



静かに けれど

鋭い眼差しは誰のためか



いつの時も

誰かのために闘う人よ

せめて 今宵は杯を干し

絹のしとねに眠るがいい


星明かりの綺麗な夜だから…






【休息】


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