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異彩ノ雫

第176章  二ノ月 Ⅱ ②




今日もまた…


鳴らない電話にため息ひとつ



意地を通せば 心ざわめき

空しい時を

重ねるばかりと知りながら…



ほどけぬままの気持ちの糸に

冬の夜長をもてあます







【葛藤】


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