テキストサイズ

異彩ノ雫

第176章  二ノ月 Ⅱ ②




忍び込む雨音が

来る季節の兆しを思わせて

くすぐるような

水の匂いに心が弾む…



雨よ 静かに風を潤ませ

花の眠りを覚まして過ぎよ







【雨声(うせい)】



ストーリーメニュー

TOPTOPへ