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異彩ノ雫

第180章  二ノ月 Ⅱ ④




想い出に吹く風は

いつも優しく

心をまかせれば

愛しい面影が浮かび来る



花とともに笑うあなた

星を見つめて 祈るあなた…



夢見心地に酔いながら

いつしか 頬が

胸の痛みが 濡れてゆく







【追想】



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