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異彩ノ雫

第190章  夜想曲 32




綺羅の時に想いをはせて

静かに目を閉じれば

遠く甦るあなたの声



ひとりにはしない、と囁く言葉が

めくるめく炎を心にともす



銀の雨にも消せない熱…


身を任せては 今も焦がれる







(了)



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