テキストサイズ

異彩ノ雫

第195章  夜想曲 33




朝霧流れる湖畔の道を

愛しいあなたを想い歩くとき

飲みほした夢の甘さが甦る



音もなく流れる時と

燃える想いに身をまかせた夜…



かげろうは妖しく揺らめき

幻想の蒼い闇に ふたりは漂っていた







(了)


ストーリーメニュー

TOPTOPへ