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異彩ノ雫

第198章  四ノ月 Ⅱ ④




ベルベットボイスが流れる夜

雨音は遠退き

風のうなりも息をひそめる



描き出される不滅の愛

激しくも

切に響く想いの限り…



いつしか

物語に身を置く心地して

ひとつの調べに酔いながら

恋の憂いが ひらかれる







【Aria】



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