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異彩ノ雫

第203章  五ノ月 Ⅱ ②




木洩れ日をそっと掬い

仰ぐ梢を 飛び立つ鳥影

空への憧れに想いも重なる



雲を散らし わたる風

あの人のもとへ乗せてゆけ

切に溢れる心のうちを



あなたひとりを愛すると…







【旅愁】


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