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異彩ノ雫

第203章  五ノ月 Ⅱ ②




冬枯れた花園に

いつかしら溢れる彩りは

守り人のしつらえか…



恥じらいの薄紅

誇らかな濃紫

清い白はたおやかに…



さざめきの乱舞は心模様

露をはらう優しの指を

待ちわびる







【守り人】


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