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異彩ノ雫

第216章  六ノ月 Ⅲ ④




雨降る午後は

ペンが想いを綴りはじめる



つたう雫を追いながら

波紋のゆらぎを数えながら

ひとり歩きに溢れる言葉



尽くす言葉は切になり

心を映し 濡れてゆく…







【手紙】


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