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異彩ノ雫

第229章  恋文 (二十三)




……もとより
届かぬ想いとわかっていました

でも
だからこそ
愛することを止められない


愚かなこと、と 人は笑うでしょう

けれど
愛ゆえの愚かさは
いっそ
私の誇りでもありますから…







(了)


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