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異彩ノ雫

第284章  四ノ月 Ⅲ




変わりゆく 時の声が

どこか遠いものに思われて

花を仰げば

懐かしい声が心をよぎる



あなたとともにあるならば

扉を開けることは容易いものを…



今すこし

胸の痛みはそのままに

還らぬ夢に囚われていたい







【残夢】


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