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ただあなただけを見つめる

第26章 光の粒





「俺は二人の水ですよ。
あのイルミネーションにさ、二人へのプレゼント置いといたから見てきな。じゃあな。」



旭さんはニカッと笑うと、ひらひらと手を振ってカフェを出た。



「意味わかんない…。」



呆然としながらイルミネーションを見る。












…………!!!!






「ママ…?」

「向日葵、ツリーの下に行こ」



お勘定を払い、イルミネーションのツリーに走った。




うそ……



うそでしょ……






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