テキストサイズ

もし国民的アイドルのマネージャーが風俗嬢だったら

第8章 杉本潤の事情①

「忘れた─────ッ!!!」

思い切り立ち上がり
思い切り叫んでしまった。

なんたる失態。

明日プロポーズするというのに。

今から買いに行けばギリ間に合う。

「ごめんッ。ちょっと俺、抜けるからッ」
「それは構いませんけど……その前に
タオルとか……持っていませんか?」

俺の飲みかけのコーラが倒れ
菜々子の下半身がコーラまみれになっていた。

「うわッ。ごめんッ!」
「私も悪いです。驚いてコーラを手から
離しちゃって……」

そうは言ってくれても俺が悪い。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ