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もし国民的アイドルのマネージャーが風俗嬢だったら

第8章 杉本潤の事情①

おしぼりで拭きながら同時進行で
割れ目を指先でなぞる。

「ぁッ……ぁふッ……きッ……気持ちいいッ」

映画は終わってしまったようで
エンドロールが流れ始めた。

……これで終わらせたくない。

「俺んちでシャワー浴びればいいよ」

コーラまみれにしてしまったという口実。

真子も明日の朝までは俺の部屋を
訪れることはない。

エッチながらも恥じらう
風変わりの菜々子を抱きたい。

その一心だった。

まだ真子には正式なプロポーズをしていない。

都合よく自分に言い聞かせる。

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