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もし国民的アイドルのマネージャーが風俗嬢だったら

第9章 菜々子VS潤

「菜々子……」
「一緒に入ってもいい?」

潤がバスタブに浸かっている中
私は平然と身体を洗う。

潤は浴室から出ようとはしない。

僅かながら私にも分がある。

身体を洗い終えると
潤に背を向けバスタブに浸かる。

「菜々子……悪かったな……」
「ぅん……いいの……」

背中に潤の視線を感じる。

「魔が差したというか……あんなこと
初めてでさ……ホントごめん……」
「……私だから?」
「え?」
「私だったから魔が差しちゃったの?」

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