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もし国民的アイドルのマネージャーが風俗嬢だったら

第2章 小野智の事情①

「そッ……そッ……そうかッ……」

その可愛らしさに
すっかり動揺してしまった俺。

「あれ?違うの?」
「ちッ……違くないッ!」

そうだった、そうだった。

菜々子は俺のカノジョでもある。

……俺だけのカノジョではないが。

「どうする?」
「どッ……どうするってッ!?」

菜々子はニッコリと微笑みながら
「こ・れ」露になっている下着を指差す。

「あぁッ!ごめんッ!」
「……好きにしちゃって」
「していいってッ!それはマズイよ!
絶対マズイ!」

そんなこと……初めて言われた。

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