テキストサイズ

もし国民的アイドルのマネージャーが風俗嬢だったら

第14章 枯葉雅紀の事情②前編

「あの部屋は空いてます?以前撮影で
利用させて頂いた……」
「あぁッ。空いてますよ。ですが待ち時間は
変わりませんが……」

この美容室にはVIP専用の部屋がある。

「そこで待たせて頂いてもよろしいですか?」
「それはもうッ!もちろんですッ!」

部屋に案内されると菜々子は
テーマパークに来たかのように
嬉しそうにはしゃいだ。

「すごーいッ!ここで全部出来るんだねッ!
うわぁッ!スカイツリーも見えるぅッ!」

この美容室は高層ビルの12階にあり
大きな窓が施されている。

菜々子はカット台に座ると
椅子をクルクルと回し無邪気に遊んでいる。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ