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もし国民的アイドルのマネージャーが風俗嬢だったら

第15章 枯葉雅紀の事情②後編

「だ……だよなッ。そうだそうだ菜々ちゃんの
言う通りだよッ。ごめんごめんッ」

咄嗟に菜々子から離れると
うっかりという体でおちゃらけた。

「……どうして友達なの?雅紀くんと私」
「それは……」

友達の関係が最善だと思ったから。

「友達として好きなんて……何それって感じ」
「だからそれは……」

菜々子と俺の良好な関係を築く為に
そう言った。

「ショックだった……雅紀くんも私と同じ
想いだと思ってたのに……」
「菜々ちゃん……」

菜々子が俺と……

同じ想い……

「雅紀くんを友達なんて思ったことないよ」

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