テキストサイズ

もし国民的アイドルのマネージャーが風俗嬢だったら

第3章 菜々子VS智

「明日って……枯葉ちゃんとだよな……」
「ぅん。仕事終わるの深夜みたいだけど
その後……ね」

智の物悲しげな表情に
後ろ髪を引かれる想いだった。

少なからず智に想いが芽生え始めていた。

「そっか……うん……そうだよな……」

自分を必死に納得させようとしている智が
とても健気で胸がキュンとくる。

「私からも智にお願いがあるの」
「えぇ?なに?なに?なに?」

はしゃぐ智。

テレビで観るおっとりとしたイメージからは
掛け離れているが
それに私が影響しているのかと思うと
やっぱり嬉しい。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ