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もし国民的アイドルのマネージャーが風俗嬢だったら

第5章 菜々子VS雅紀

「俺んちイノんちのすぐ近くなんだ」
「ぅん。そうみたいね」

明日は一宮和也の部屋で
帰りを待つことになっている。

「だからさ……これから俺んちに泊まった方が
良くない?」
「……ププッ」

思わず吹いてしまった。

「えぇ?俺、変なこと言った?」
「普通に泊まりに来る?って誘えばいいのに」

回りくどッ。

でも、そんなとこも好き。

「だって……こういうの慣れてないし!」
「私は雅紀のカノジョだよ。カノジョとして
扱ってほしいな」
「じゃあさ、俺んち帰ったらエッチして
くれる?」
「ぅんッ。するするッ」

雅紀の自宅まで帰る道程は
信号待ちの度にキスをした。

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