テキストサイズ

Liar Game 〜1×5〜

第2章 きっかけ



正直、この料理のクオリティの高さには驚いた。


料理を作るとは言ったものの、出てくるのはごく普通の料理だと思っていた。


でも、涼野くんが作ってくれた料理は見た目だけじゃなくて味も特別な感じがした。


彼女が作ってくれる料理も美味いけど…涼野くんが作ってくれた料理の方が断然美味い。


これはもしかして…涼野くんの愛情がたくさん入ってるからだろうか。


分からないけど…でも、この料理は病みつきになる。


櫻井「ぱくっ…ぱくっ…」


聖輝「あっ櫻井さん。」


櫻井「ん?」


聖輝「もぉ…ご飯粒ついてますよ?」


ぱくっ


櫻井「あっ…ありがとう…///」


聖輝「ふふ、ん〜美味しい〜♡」


櫻井「……。」


今思うと…どうして涼野くんは俺の隣に座っているのだろうか。


2人の時は普通、対面式で座るものだと思っていたけど…


真横に座られると変にドキドキする。


でも…このドキドキは嫌じゃない。


むしろ心地いい。


聖輝「あれ?どうしたんですか?」


櫻井「ん?あっいや、何でもないよ。」


聖輝「そうですか?ふふ。」


涼野くんの笑顔はすごく癒される。


さすがジャニーズ一可愛いアイドル。


この笑顔が男達のハートを鷲掴みにしているのだろう。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ