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〜聖輝side〜


『お前は翔ちゃんに騙されてるんだよ。』


聖輝「騙されてる……」


二宮さんが言ったあの言葉が気になる…


騙されてるってどういうことなんだろう……


聖輝「…そんなわけないよね…」


忘れよっと。


〜♪♪


聖輝「あっ、松本さんからだ。」


松本『今日はありがとう！最初は2人とも全然しゃべらないからどうなるのかなって思ってたけど…最後は仲良しになってくれてよかった！今度は相葉さんや大野さん誘って一緒にご飯行こうね。』


聖輝「仲良し……」


違う…松本さん騙されてる…


あの人は…二宮さんは…


松本さんが思ってるほどいい人なんかじゃ……


〜♪♪♪


聖輝「あっ…！」


二宮さんからだ……


〜♪♪♪


聖輝「……。」


ピッ


聖輝「はっはい…もしもし…」


二宮『ふふ、警戒心丸出しじゃん。』


聖輝「なっ何か用事でもあるんですか…？」


二宮『いや、別に。潤くんから連絡先送ってもらったから挨拶しようと思ってね。』


聖輝「あっ挨拶…」


二宮『なぁ、明日会わね？』


聖輝「えっ？」


二宮『明日用事あるって嘘だろ？』


聖輝「？！」


二宮『あははっ！お前って分かりやすいな。』


二宮『だから翔ちゃんに騙されるんだよ。』


聖輝「またそれですか…櫻井さんはあなたみたいな変なことする人じゃないです！！」


二宮『ククク…悲しいね…』


聖輝「えっ…？」


二宮『真実を知った時、お前壊れるんじゃない？』


聖輝「壊れる…？」


二宮『まぁ俺はお前が壊れてくれた方がいいんだけどね。』


聖輝「こっ壊れませんよ！だって櫻井さんはいい人なんだから！」


二宮『ふふ、そういうことにしておこうか。』


聖輝「とっとにかく…明日は用事ありますので、失礼します！」


プチッ


聖輝「二宮さんったら…変なことばっかり……」


何で櫻井さんのこと悪く言うんだろう…


もしかして…仲悪いのかな……


聖輝「…気にしないで寝よっと。」