Liar Game 〜1×5〜
第6章 秘密
〜聖輝side〜
光樹「さっきから何調べてんの?」
聖輝「えっ?あぁ、カレーの具何にしようかなって…」
光樹「あぁ、明日だっけ?」
聖輝「うん!美味しいカレーを作ってあげたいんだけど…何がいいかなぁ?」
光樹「うーん…定番でもええと思うけどな。」
聖輝「定番?」
光樹「うん、カツカレーとか。」
聖輝「カツカレーかぁ…」
光樹「あんまり凝りすぎるとさ、逆にお前がしんどくなると思うで?」
聖輝「言われてみれば…そうかも!」
光樹「せやろ?それならむしろお前が食べたいやつ作った方がええと思う。」
聖輝「なるほど…うん、そうする!光樹くんありがとう!」
光樹「しっかしお前もよくやるよな〜、誰かの為にわざわざメシ作るなんて…」
聖輝「だって楽しいんだもん!それに一緒に食べるご飯ってすごく美味しいし…」
光樹「まぁな〜1人で食べると寂しいもんな。」
聖輝「うん…あと…美味しいって言ってくれるのが嬉しくて…」
光樹「なるほどね…」
聖輝「だから僕、お料理大好きなの。」
光樹「そっかそっか、それはええことやね。」
聖輝「うん!」
〜♪♪
聖輝「あっ!まっ松本さんからだ!!」
光樹「えっマジで?何て来たん?」
松本『お疲れ様。今週の水曜日空いてる?相葉さんとご飯行こうって話してて、よかったら涼野くんも一緒に来ない?』
聖輝「えっ?!まっまたお誘いだ…!!」
光樹「すげぇ!相葉ちゃんもおるんや!」
聖輝「えっと水曜日水曜日……あっ。」
光樹「えっ何?」
聖輝「どうしよう…仕事入ってる…」
光樹「あーあ、日程変えてもらうしかないな。」
聖輝「そうだね…」