Liar Game 〜1×5〜
第6章 秘密
ピンポーン
ガチャンッガチャッ
櫻井「こんばんわ。」
聖輝「こんばんわ、どうぞ。」
櫻井「お邪魔します。」
櫻井さんは20時半過ぎに家に来た。
櫻井「あっ、カレーの匂いがする。」
聖輝「今ちょうどできたところなんですよ。」
櫻井「そうなんだ。」
聖輝「今用意しますね。」
櫻井「ありがとう。そうだ、涼野くんこれ。」
聖輝「えっ?」
櫻井「いや、いつも手ぶらで家にお邪魔してたから。」
聖輝「そっそんな!気を遣わなくてもいいのに…」
櫻井「いやいや、そうはいかないよ。」
聖輝「じゃあ…いただきますね。」
櫻井「うん。」
聖輝「…わぁ〜ケーキだ!」
櫻井「涼野くんチョコレート好きなんだよね?チョコレートケーキ買ってきたよ。」
聖輝「嬉しい…ありがとうございます!」
櫻井「あとで一緒に食べようね。」
聖輝「はい!」
早くチョコレートケーキ食べたいなぁ…
あっ、今はカレーの準備しないと!
聖輝「お待たせしました。」
櫻井「おっカツカレーじゃん!」
聖輝「はい!トッピングは何にしようか迷ったのですが…僕が食べたかったカツにしました!」
櫻井「へぇ〜すげぇ美味そう。」
聖輝「ふふっ、じゃあ…いただきます。」
櫻井「いただきます。」
ぱくっ
櫻井「…うまっ!!」
聖輝「ん〜美味しい〜♡」
櫻井「カツもサクサクでマジで美味い!!」
聖輝「よかったぁ〜たくさんありますからいっぱい食べてくださいね。」
櫻井「ありがとう!」
櫻井さんは僕が作ったカツカレーをぱくぱく食べている。
やっぱりこの顔…好きだなぁ……