Liar Game 〜1×5〜
第6章 秘密
聖輝「んっ…」
櫻井「涼野くん……」
聖輝「あっ…」
櫻井さんは僕の服に手をかける。
聖輝「んっ…」
くすぐったい…
櫻井「涼野くん…キスマークどうなった?」
聖輝「えっ…?」
櫻井「見せて。」
聖輝「あっ…」
櫻井さんは丁寧に僕の服を脱がした。
聖輝「んんっ…///」
櫻井「痕…薄くなってるね。」
あの恐ろしいキスマークだらけの身体が、今じゃ色が薄くなって、あまり目立たなくなっていた。
聖輝「櫻井さんも…薄くなっていますか?」
櫻井「そうだね。」
櫻井さんもシャツを脱いで、上半身を見せてくれた。
聖輝「よかった…」
これで仕事に支障をきたすことはない……
櫻井「涼野くん。」
聖輝「えっ?」
チュウゥ…
聖輝「ひゃあんっ?!」
チュウゥ…
聖輝「あんっ…だめぇ…!」
チュウゥ…
チュウゥ…
聖輝「んんっ…やぁっ…」
櫻井「……はぁ…涼野くん…」
聖輝「櫻井…さん…」
櫻井「涼野くん…身体見て…」
聖輝「…あっ…?!」
僕の身体はあの時と同じキスマークの痕が無数に広がっていた。
聖輝「こっこれ…!!」
櫻井「涼野くん…俺にもつけて?」
聖輝「えっ…?」
櫻井「涼野くんの愛の印…俺にもつけて?」
聖輝「そっそんな…ダメですよ!だって櫻井さんには…」
櫻井さんには…彼女さんがいるから…
櫻井「俺ね…涼野くんじゃないとだめなんだ…」
聖輝「えっ…?」
櫻井「涼野くんじゃないと…だめ……」
聖輝「でっでも…彼女さんは…?」
櫻井「…もう…終わったよ…」
聖輝「えっ…?」