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〜聖輝side〜


聖輝「……。」


身体を見る度に思い出す。


櫻井さんと身体を重ねたあの時を…


聖輝「櫻井さん……」


どうして…


最近櫻井さんのことばっかり考えちゃう……


やっぱり僕…櫻井さんのこと……


聖輝「……。」


〜♪♪♪


〜♪♪♪


〜♪♪♪


〜♪♪


『ただいま電話に出ることはできません。ピーッという』


ピッ


聖輝「ハァ…」


櫻井さんと会ってから5日が経つ。


電話どころかLINEすら繋がらない。


僕…やっぱり避けられてるんだ…


聖輝「…好きって…言ってくれたのに……」


あの言葉…信じてもいいよね？


櫻井『俺ね…涼野くんじゃないとだめなんだ…』


櫻井『俺…涼野くんのことが好き。』


信じて…いいんだよね…？


聖輝「ぐすっ…会いたい…会いたいよ…！」


まさか…人を本気で好きになることがこんなに苦しいなんて思わなかった。


会いたくても会えない寂しさ…


一度体験したあの温もりが忘れられない……


もう一度だけでもいいから触れてほしい…


聖輝「櫻井さん…櫻井さ…ん…！！」


もう一度連絡を入れる。


でも…


『ただいま電話に出ることはできません。』


結局この日、櫻井さんと繋がることはなかった。