Liar Game 〜1×5〜
第7章 依存
〜櫻井side〜
〜♪♪♪
〜♪♪♪
櫻井「…ふふっ……」
何回電話してくるんだよ。
本当しつこいなぁ〜涼野くん。
櫻井「ふふっ…ついに堕ちたか。」
電話やLINEの数…
どう考えても俺に依存している証拠。
いいねぇ…最高だよ。
俺を求め狂うその姿…想像するだけでワクワクしてくるよ。
ピンポーン
櫻井「ん?」
インターフォンを確認すると、智くんが写ってた。
ガチャッ
櫻井「智くん?どうしたの?」
大野『近くまで来たから、入れて〜』
櫻井「はーい。」
俺はオートロックを解除した。
智くんは気まぐれなところがある。
こうやってアポなしに突然俺の家まで押しかけてくることもよくある。
でも俺はそんな智くんが好き。
智くんだからこそ許せる。