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Liar Game 〜1×5〜

第2章 きっかけ



〜♪♪♪


聖輝「あっ…櫻井さんだ…!」


ピッ


聖輝「はっはい、もしもし!」


櫻井『もしもし?』


聖輝「はっはい、どうしたんですか?」


櫻井『いや、何か急に声聞きたくなっちゃって…』


聖輝「えっ…///」

急にそんなこと言われるとドキドキしちゃうよ……

櫻井『今日は本当にありがとう、すっげぇ嬉しかった。』


聖輝「あっいえ!こちらこそ、楽しかったです。」


櫻井『俺さ…正直涼野くんがあそこまで料理上手だって思わなかったよ。』


聖輝「えっ?」


櫻井『いや、涼野くんって不器用っぽいから料理苦手かなって思っててさ…』


聖輝「あははっ不器用なのは当たってますね。」


櫻井『あっそうなの?』


聖輝「はい、包丁とか使うの苦手で…野菜もいびつな形になっちゃうし…」


櫻井『あははっ!全然気づかなかったよ。』


聖輝「えへへっ」


櫻井『でも…本当美味かった。』


聖輝「んふふ、ありがとうございます。」


櫻井『でね、涼野くんさえよかったら…またご飯作ってくれないかな?』


聖輝「えっ…?」

それって……

櫻井『ダメ…かな?』


聖輝「あっいえ…その…ぼっ僕でよかったらいつでも!」


櫻井『本当に?やった、ありがとう!』


聖輝「いえいえ、そんな…」


櫻井『あの、涼野くん…明日って予定空いてる?』


聖輝「明日ですか?えーっと……はい、明日は大学だけなので18時から空いています。」


櫻井『あっ本当に?もし涼野くんさえよかったら…明日もご飯作ってくれないかな?』


聖輝「えっ?」

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