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Liar Game 〜1×5〜

第2章 きっかけ



櫻井『あっごめん…急だったよね…』


聖輝「あっいえ……」


明日もって……


もしかして…ご飯気に入ってくれたのかな…


聖輝「あっあの、僕でよかったら…作ります…」


櫻井『えっ本当に?』


聖輝「はい、明日も暇なので…」


櫻井『やったぁ!じゃあさ、俺20時頃仕事終わるから…えっと…どうしよう…』


聖輝「あの、よかったら…僕の家に来ませんか?」


櫻井『えっ?』


聖輝「あっいや、僕が櫻井さんの家に行ってもいいのですが…仕事が終わる時間にも波があるので…櫻井さんが僕の家に来てくれた方がいいのかなって…」


櫻井『家…行ってもいいの?』


聖輝「はい、全然いいですよ!」


櫻井『マジで?じゃあお邪魔しようかな。』


聖輝「はい!あっ、仕事先から僕の家って分からないですよね?えっと…仕事終わったら上野駅まで来れますか?」


櫻井『上野?うん、車で行くから行けるよ。』


聖輝「よかった…じゃあお仕事終わったら連絡くれますか?僕上野で待ってますので。」


櫻井『うん、分かった。ごめんね、急に連絡して…』


聖輝「いえいえ、明日も楽しみですね。」


櫻井『そうだね。』


聖輝「えっと、何か食べたいものありますか?」


櫻井『そうだなぁ…今はお腹いっぱいだから思いつかないかな。』


聖輝「あっそっか…じゃあ何か食べたいものがあったらLINEで連絡してくれませんか?」


櫻井『分かった、夜遅くにごめんね?』


聖輝「いえいえ、じゃあまた明日、おやすみなさい。」


櫻井『うん、おやすみ。』


ピッ


聖輝「はぁ…びっくりしたぁ……」


まさか櫻井さんから連絡がくるなんて…


しかもご飯作ってほしいって……


聖輝「…ふふっ」


何か嬉しくて笑みがこぼれちゃう。


聖輝「よし!何でも作れるようにクックパッド見ておこっと。」


明日もお願いします。


クックパッドさん。

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