Liar Game 〜1×5〜
第9章 心情
聖輝「えっと…相葉さんは……」
〜♪♪♪
ピッ
聖輝「はい、もしもし。」
相葉『もしもし?上野駅着いた?』
聖輝「はい、今着いたんですけど…」
相葉『えっとね…あっ!いた!後ろ向いて!』
聖輝「えっ?後ろ?」
後ろを振り返ると、僕に向かって手を振ってる人が見えた。
聖輝「えっと…あっ!」
相葉さんだ!
僕は相葉さんの元へ走って行った。
聖輝「こっこんばんわ!」
相葉「こんばんわ!分かった?」
聖輝「はい、顔で分かりました!」
相葉「あひゃひゃ!そっかそっか!」
聖輝「あと、手を振ってくれたので。」
相葉「よかった〜気づいてくれて!」
聖輝「ふふっ、だってこんなに大きく手を振ってたから。」
相葉「いや、大きく振ったら気づくかなぁって思って!」
聖輝「すぐ気づきました。」
相葉「あひゃひゃ!やったね!」
やっぱり相葉さんは明るい人だった。
会って数分だけど、もう緊張はなくなっていた。
相葉「えっと、とりあえずお店に行こっか。」
聖輝「はい。」
僕は相葉さんの車に乗って、お店に向かった。