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Liar Game 〜1×5〜

第9章 心情



相葉「松潤遅いね〜」


聖輝「はい…お仕事長引いているんでしょうか…?」


相葉「だろうね…」


聖輝「松本さん…」


相葉「…ふふっ。」


聖輝「えっ?」


相葉「涼野くんってさ、松潤のこと好きなんでしょ?」


聖輝「ふっふぇっ?!」


相葉「あひゃひゃ!分かりやす〜!」


聖輝「あっいや!そっそんなこと…」


相葉「あひゃひゃ!あれでしょ?芸能界に入る前に松潤と会ったことあるんだよね?」


聖輝「えっ…?!どっどうしてそれを…」


相葉「松潤から聞いた。」


聖輝「えっ…?」


相葉「松潤ね、涼野くんのこと覚えてたんだって。」


聖輝「覚えてた…?」


相葉「うん、ぶつかった場所や涼野くんの様子やその時の服装とか結構はっきり覚えてるんだって。」


聖輝「う…そ……」


相葉「松潤が言ってたもん、本当だよ?」


聖輝「まっ松本さんが…僕のことを…?」


ガラガラ…


松本「遅くなってごめん!」


相葉「あっ松潤!遅いよ!」


松本「ごめん…仕事長引いて…」


聖輝「……。」


松本「…涼野くん?どうしたの?」


聖輝「えっあっいや…」


相葉「松潤さ、涼野くんが芸能界に入る前から涼野くんのこと知ってたんだよね?」


松本「えっ?」


相葉「この間俺にその話してくれたじゃん!」


松本「えっ…あぁ…うん…」


聖輝「あっあの…ほっ本当に…僕のこと…覚えてくれていたんですか…?」


松本「うん、確か…池袋の通りでぶつかったよね?」


聖輝「そっそうです!池袋です!!」


相葉「すごいよね〜!よく覚えてたね!」


松本「まぁね。」


聖輝「あっあの…どうして僕のことを覚えてくれてるんですか…?」


松本「あの時は何だろ…涼野くんの格好がインパクト強かったのかな。」


相葉「格好?」

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