Liar Game 〜1×5〜
第10章 鎖
〜二宮side〜
二宮「…っはぁっ…あんっ…!!」
「くっ…和也…!!」
二宮「ひゃあっ…もぉだめ…!」
「っ…イク…!!」
二宮「あぁっやぁっ…ひゃあっあぁあんっ!!!」
「ハァ…ハァ…ハァ…」
二宮「ハァ…ハァ…ハァ…」
「和也……」
チュッ
二宮「んっ…はぁん……」
ちゅるん
「ハァ…ハァ…ハァ…」
二宮「ハァ…ハァ…いつもより激しかったね…」
「ハァ…ハァ…久しぶりだからな…」
俺は多数のセフレを持っている。
今日の相手は某自動車会社の社長さん。
CM関係で一緒に仕事をした時に意気投合し、セフレの関係になった。
「ハァ…ハァ…今日も可愛かったよ…」
二宮「久しぶりだったからかな…」
「相変わらず綺麗な身体してるな。」
二宮「そんなことないよ。」
「いや、すごく綺麗だよ…」
二宮「……。」
俺は男とのセックスの時は下になる。
つまり受け。
だから自然と女のように扱われることがほとんど。
二宮「…タバコ…吸ってもいい?」
「いいよ。」
二宮「ありがと…」
シュボッ
二宮「……ふぅ……」
「似合わないな、タバコ。」
二宮「そう?」
「あぁ、やめてほしいくらいだ。」
二宮「ふふっごめんなさい、タバコはやめられないの。」
タバコはストレス解消のひとつ。
そう簡単にはやめられない。
「そうか…綺麗なのに…」
二宮「中身は汚れてるよ?」
「中身?」
二宮「うん。」
「そんなの、誰だってそうだろ。」
二宮「社長さんも?」
「あぁ…汚れてるよ。」
二宮「そう……」