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〜聖輝side〜


聖輝「翔くん遅いなぁ…」


櫻井『今日はどこか美味しいもの食べに行こう。』


学校帰りに櫻井さんから連絡があった。


櫻井さんとご飯食べに行くなんて…久しぶり。


聖輝「……。」


時刻は18時24分。


櫻井さんと18時に約束している。


しかし、櫻井さんから遅れるの連絡すら来ない。


聖輝「…もしかして…ドタキャン…？」


そんな…やだ……


やだやだ…ドタキャンなんて…！！


聖輝「…櫻井さん……」


〜♪♪♪


〜♪♪♪


〜♪♪♪


『ただいま、電話に出ることができません。』


聖輝「…っ…！！」


何回電話を入れても留守電。


おかしい…


もしかして…僕との約束を放ったらかしにして他の人と遊びに行ってるんじゃ…！！


聖輝「…櫻井さん…櫻井さん…！！」


プップー！


聖輝「？！」


ガチャッ


櫻井「ごめん！遅くなっ」


聖輝「櫻井さん！」


ギュウゥ…！！


聖輝「来てくれないのかと思った…」


櫻井「涼野くん…ごめんね…」


櫻井さんは優しく僕の頭を撫でてくれた。


聖輝「櫻井さん……」


櫻井「…行こっか。」


聖輝「はい…」


僕は櫻井さんの車に乗って、レストランに向かった。