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Liar Game 〜1×5〜

第11章 糸



大野「おいらにとって松潤は家族と同じくらい大切な存在なんだ、それは翔くんや相葉ちゃん、ニノだって同じ。」


大野「ずっと一緒に頑張ってきた仲間…家族だから……だから、松潤が困ってたらおいらは絶対助ける!」


二宮「……。」


大野「だから松潤、もう心配しなくてもいいぞ。」


松本「…ゔっ…ゔぅっ…!!」


大野さんの言葉を聞いて、俺の目から大量の涙が溢れ出てきた。


大野「泣くなよ〜、せっかくの男前が台無しになるだろ?」


松本「だっ…だって…お金…!!」


大野「大丈夫だよ、しばらくは節約生活になるけど…松潤の為だったら3億くらいどうってことないよ。」


松本「おっ大野さん…!!」


大野「それに、これは翔くんを守る為でもあるから。」


櫻井「えっ?」


大野「だってあの記事が出たら翔くんの彼女だって迷惑かかるだろ?」


大野「それに、翔くんだっていろんなところでマスコミに待ち伏せされて質問責めにあうから…それを阻止したくて。」


櫻井「智くん…」


大野「家族を守る為だったら何でもするよ!」


相葉「大ちゃん…」


松本「ぐすっ…お金…必ず返します…!!」


大野「いいって、お小遣いだと思って受け取ってよ〜」


松本「いや…必ず返す…返します…!!」


二宮「はぁ…あなたって人は…」


相葉「大ちゃんマジカッコいい〜!!」


松本「ゔぅっ…!!」


大野「ほらぁ〜もう泣きやめよ。」


松本「大野さん…!!」


大野「おいら松潤が演技してる姿好きなんだぞ?ドラマ、思いっきり楽しんでこいよ。」


松本「ゔっ…ゔん…!!」


この後、マネージャーから連絡があって自粛の件はなくなった。


大野さんが言っていたことは本当で、あの記事は大野さんが買い取ったらしい。


そこまで俺の為にしてくれるなんて…何て心の広い人なんだろうか…










俺はこの日誓った。




















大野さんに一生ついていくこと。















そして……






























恩返しをすることを……

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