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大野「ねぇ翔くん…」


櫻井「ん？」


大野「あの…彼女は…どうするの？」


櫻井「彼女？あぁ、あんなのどうでもいいよ。」


大野「よくはねぇだろ！涼野よりもずっと前から付き合ってる人なのに…」


櫻井「ずっと前ねぇ…確かにそうだね。」


大野「その…彼女のこと…大切にした方が…」


櫻井「飽きたんだよね。」


大野「えっ？」


櫻井「長い間一緒にいるとさ、どんどん相手のこと興味なくなってくるんだ。」


大野「そんな…」


櫻井「それに、今の俺には可愛いペットちゃんがいるからね〜」


大野「……。」


櫻井「さてと、ペットちゃんに会いたいからそろそろ行くね。」


大野「翔くん…」


櫻井「じゃあね、智くん。」


俺は智くんの家を出て、愛しのあの子が待つ場所へと帰って行った。