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〜聖輝side〜


聖輝「ハァ……」


今日は僕1人でホテルに泊まる。


櫻井さんは彼女さんとデートするということで、ホテルに戻ってこない。


聖輝「寂しいなぁ……」


〜♪♪♪


聖輝「あれ？松本さんだ…」


〜♪♪


ピッ


聖輝「はい、もしもし。」


松本『もしもし、松本だけど…今大丈夫？』


聖輝「はい、大丈夫ですよ。」


松本『今週空いてる日ってある？』


聖輝「えっ？」


松本『いや、久しぶりに涼野くんとしゃべりたいなぁって思って…』


聖輝「えっ？！」


松本『どうしたの？もしかして…嫌だった？』


聖輝「いっいえ！ぼっ僕も松本さんとお話したいです！」


松本『本当に？嬉しいなぁ〜』


聖輝「いえいえ！僕の方が嬉しいですよ！」


松本『ふふっ、ありがとう。』


聖輝「えっと…あの…今日って…ダメですか…？」


松本『えっ今日？今日かぁ…』


聖輝「いっいえ、ダメだったらいいんです！」


松本『ごめんね…ちょっと仕事残ってて…』


聖輝「全然大丈夫です！こちらこそ急にすみません…」

僕ってば寂しいからって……

聖輝「あっあの…明後日…空いてますか？」


松本『明後日？ちょっと待ってね……うん、18時半から空いてるよ。』


聖輝「本当ですか？僕もお仕事ないので…」


松本『じゃあ明々後日に会おっか。』


聖輝「はい！」


松本『待ち合わせ場所とかはまたあとで連絡してもいいかな？』


聖輝「はい、大丈夫です。」


松本『じゃあまた後でね。』


聖輝「はい。」


ピッ


聖輝「松本さん……」


久しぶりに聞いた松本さんの声は美しかった。


聖輝「松本さんとデートかぁ…」

楽しみだなぁ……