Liar Game 〜1×5〜
第4章 疑惑の印
「スー…スー…」
眠ってる彼女の頭をそっと撫でる。
アイドルの仕事をやっていると、週刊誌やファンの目が気になって、なかなか外でデートすることができない。
だからいつも家でデートする形になる。
本当はもっといろんなところに連れて行ってあげたいんだけどね…
相葉「はぁ……」
相葉『今日もカッコよかったよ!』
俺は翔ちゃんにLINEでメッセージを送った。
相葉「返事くるかなぁ〜?」
夜遅いし、もしかしたら寝てるかも。
〜♪♪
相葉「あっ来た。」
櫻井『ありがとう、夜遅いからいい加減寝ろよ?』
相葉「ふふっ、翔ちゃんったら。」
まるでお母さんみたい。
自分も起きてるくせに、俺のこと心配してくれるなんて…
本当優しいなぁ。
相葉「ふわぁ〜…寝よ……」
俺はスマホを握りしめたまま眠りについた。