テキストサイズ

花音学園完結物語

第5章 ~復活前兆の悪夢~

◇船の中◇

-琥珀視点-

「うぅっ…。」

「琥珀、大丈夫か?」

「うん、横になってるから少しマシだよ…。」

僕達水泳部のメンバーと波風先生は、合宿先の島へ向かうため、船に乗っているのだが…。

「ちゃんと、酔い止めの薬を入れたか確認しないからだぞー」

「ゴメン…。」

そう、僕は酔い止めの薬を忘れたせいで現在、絶賛船酔い中なのだ…。

横に座ってる、珊瑚君の太ももの上に頭を置いて、横になってからは少しだけ楽になった。

「まるで去年の僕みたいだね」

「今回は、夏海さん酔い止め忘れなかったんすね」

「そりゃあ、去年ので学習したからさ!」

夏海先輩と好文先輩の会話を聞く限り、去年の合宿で夏海先輩も、今の僕と同じ状況だったみたいだ。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ