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花音学園完結物語

第5章 ~復活前兆の悪夢~

◇射手座旅館4階・401号室◇

-夏海視点-

「……。」

「夏海さん、射手座島に着いて旅館の部屋に入ったら、去年の事を思い出しますよねー♪」

「……。」

何だろう、何か嫌な予感がする…。

「夏海さん?」

駄目だ、気にしないようにしてるけど…。

射手座島に着いてから、嫌な予感が再び僕の中で感じとっている。

「夏海さん!」

「え、あっ……ゴメン…。」

好文君の声に、再び我に返る。

しまった、また心配かけてしまったか…。

好文君の顔を見ると、心配そうな表情を浮かべている。

「いや、別になにも…。」

流石に、好文君には言えない…。

去年のあの出来事の夢を見てから、気になってしまう事。

「本当ですか?
体調不良とか、何か悩んでるとかではないんすか?」

「そんなんじゃないよ
で、何の話だっけ?」

僕は、無理やり話題を変えることにした。

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