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花音学園完結物語

第6章 ~蘇る夏の海のトラウマ~

◇射手座島・海◇

-琥珀視点-

「はぁ…はぁ…くッ…。」

波が荒くて、泳ぐ度に体力が通常より消費が…。

「もう少しッ…。」

僕と男の子の距離が近付いて来ている。

「ママ~!!(泣)」

男の子は、母親を呼びながら泣き叫ぶ。

「今、行くからね!!」

そして、僕は男の子の元へ何とかたどり着く。

「ボク、もう大丈夫だよ!」

「まんまぁ…。」

僕が手で男の子の体を引き寄せると、男の子は不安そうにしながら僕にしがみつく。

「琥珀ー!!」

「珊瑚君!?」

いつの間にか、珊瑚君が僕を追いかけていた。

「お前、こんな慌しい海へ1人で勝手に入るなよ!!」

「ゴメン、でもこの子を助けたくて…。」

珊瑚君に怒られ、男の子を助けたい気持ちを伝える。

「とにかく、今は砂浜へ向かうぞ」

「うん、あとこの子をお願い!
僕は、ビート板で戻るから」

「わかった!」

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