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大切な人へ

第15章 お仕置き


私が泣き止むまで
ずっと隣にいてくれた先生

『ごめんなさい...
私どうかしてた。今日のこと忘れてほしい』


俺が悪いってずっと言っていた先生

どうして先生が悪いの?私だよ

これも何度言い合っても平行線


私たちって頑固なのかな...

それに先生も少し笑ってくれたね




翌週からも普通の日常が始まる

学校に行って 科学の授業もあって
バイトして家事をして...

でも

私の心の傷は全く癒えていないの

どうしたらいいのかわからないよ



先生はあれから私の家で食事をしない

連絡もない




あ...そうか...

いつも私が誘ってたんだ



そんな日々を過ごしていたある日___



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