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大切な人へ

第20章 想い合う


いつまで玄関にいたんだろ

そのままずっと座ってた

今は何時なの?

腕につけた彼が教えてくれた


もう3時だよ 早く寝てねって


彼ならそう言うだろうな...




お風呂に入る気にもなれなくて

服だけ脱いでベットに入った

彼がいれば裸でも寒くないのに...

1人のベットが体を冷やす




いつのまに眠ったのかわからず

体を起こした...頭が痛い...

お風呂入らなくちゃ
勉強もしなくちゃいけないのに
洗濯も
なんでだろ...やる気が出ない
頭が痛い...


私はまた眠ってしまったようだ

悲しい夢を見た気がする

目が覚めると覚えていなかったけど

夢の中の私も 起きた私も

泣いていた...



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