
大切な人へ
第21章 繋がる
彼は後始末?をして
私にもティッシュを差し出し
拭こうか?って言われて
急いでティッシュを受け取り拭いた
する前に彼が敷いてくれたタオルには
すごく薄い血液のシミが出来てた
『こんなに出ないんだ...』
出ない子もいるらしいし 個人差あるでしょって
横にきてちゅってしてくれる
「でも初めてで中で2回イけるのはすごいと思う
あそこからもう1回イくと思わなかったし」
クスクス笑われるのが恥ずかしい...
「でも俺もすごい早かった。気持ちよすぎ!」
彼は嬉しそうにぎゅーって私を抱いてた
『良かった?本当に?』
なんでって顔をされた
『だって合わせてもらってばっかりだったから』
「当たり前でしょ!最後痛くなかった?」
お腹をさすってくれる手が温かい
大丈夫って言ったら
泣かれたらどうしようかと思ったって
なんか凄かった気がするけど大丈夫です 笑
『あのね?する前...愛してるって...言った?』
ふっと目を細めて笑って
「愛してるよ...美優」
真っ直ぐ見つめて優しくそう言ってくれた
『私も...私も愛してる...晄人さんっ...』
嬉しくてまた泣いてしまった...
彼の胸の中で幸せに浸る...
生まれてきてよかった...
頑張ってよかった...
温かい彼に包まれて眠った
