
大切な人へ
第22章 冬休み
30日の朝
起きるとすごくすっきりしていた
2人のおかげだね...ありがとう
テーブルの上には井川くんの風邪薬と
晄人さんが買ってきてくれたフルーツ
シャワーを浴びて髪を乾かして戻ると
晄人さんからメールがきてた
電話するとすぐにくる...
今度先生が走ってるとこ見てみたい 笑
「だいぶよさそうだな?よかった...」
優しい彼にありがとうって近寄るとぎゅってしてくれる
「シャワー浴びた?いい匂いする」
『さっきあがったことです...エッチ出来ますよ?』
小さく耳打ちすると寝てなさいって拒否されちゃった
コーヒーを入れてフルーツを一緒に食べた
もうのども痛くないし少しだけ鼻声かな?くらいなのに
薬を飲まされてベットに押し込まれた...
彼はちょっと過保護な気がする
『もう大丈夫だよー!』
「そう言ってぶり返しただろ?
明日はみんなでカウントダウン行くんでしょ?」
『晄人さんとも過ごしたかったけどね...』
「また新年に入ってからね」
『ねぇ...一緒に寝てほしいな』
風邪がうつるかもしれない...でも近くにいてほしい
彼はいいよって横にきてぎゅってしてくれる
気持ちいい...すごく落ち着く...
