
大切な人へ
第24章 幸せを感じて
『すごい!大きなベットに大きなテレビ!』
次の日の土曜の夜に来たのはラブホテル...
初めて入ったからドキドキしてたけど
中は広くて綺麗な部屋で思ってたのと違った
もっとなんか...暗くてエッチな感じ想像してた
明るい壁紙にシンプルで綺麗なシーツのベット
ソファーにテーブルに...
「お風呂一緒に入ろうか」
そう言って彼がお風呂場に行ってお湯を入れてくれてる
『わぁ!広い~!』
はしゃぐ私を引いて一緒に服を脱ぐ...
明るい浴室が恥ずかしい...
でも混浴?みたいでカップルみたいで嬉しい
先に入った彼に呼ばれて体を軽く流して浴槽へ
ここおいでって言われたのは彼の足の間...
『おじゃまします...』
そっと入ると後ろから抱きしめられた
2人の声が浴室に響いている
逞しい彼の体にもたれている形にドキドキする
「体洗ってあげる」
え?それってかなり恥ずかしいですけど...
洗い場で向かい合って立って
柔らかいスポンジと手で洗われる
首元から腕、背中、胸は後ろから手で...
ボディーソープが滑って気持ちよくなってく
そんなに丁寧に洗うのってわざとでしょ?
「見て?エロい顔してる」
大きな鏡に映った先生の腕が巻き付いた私は
本当にそう見えた...
鏡の中の彼と目が合って色のついた目で微笑んでる
「綺麗でしょ?部屋に飾っておきたくなる...」
ぎゅっと抱きしめてそう囁いて...
顎をひかれ深いキスをしてくれる
