
大切な人へ
第24章 幸せを感じて
「イくの早すぎだよ」
ビクッビクッって動く私を抱きしめて
ちょっと笑ってる
『ごめんね…まだ気持ちよくなってないよね』
「ううん…すごい気持ちいい
美優の中熱くて柔らかくて動いてる…」
感じてくれるの嬉しいって言ってくれた
座ったまま片手で腰を押されて擦れだす
ぎゅっと抱き合ったままお互いが息を切らして
求めあった…
また彼が倒れて突き上げが始まる
『あっ…んあぁっ‼ はぁっ…ん…』
激しい動きに感じ過ぎて真っ白になりそう
胸を触る手も気持ちよくてクラクラする…
私を自分の方に引き寄せて背中を強く抱かれ
また動きが早く力強くなって…私が果てる
叫び声に近いものをあげていた様な気がする
イった私にごめんって言ってもう少し続く
刺激に耐えて 彼もイった…
彼に体を預けたままなのに動けない…
「はぁ…大丈夫? 抜くから腰あげられる?」
そう言った彼は汗をかいてた…
私もかいていたけど すごい汗だよ?
『暑い?エアコン…さげましょうか』
いい?って力無く笑う晄人さん
こんなに激しいの初めてだった…
やっぱり合わせてくれたんだよね晄人さん
後始末をして汗を拭いて彼が戻ってきた
『凄かったけど気持ちよかった』
終わったあとの甘い時間が始まると
思い込んでた私に
「ん?まだ1回しかしてないよ?」
『…え?』
