
大切な人へ
第58章 晄人さんとお友達
2人は気を使ってくれて
セミダブルのベットに晄人さんを寝かせてくれた
ベットの下の敷布団の祐司さんは静かだけど
もう1つ奥の人はいびきをかいてる 笑
晄人さんは飲んでもいびきかかないんだね
やっぱりお酒臭いのは仕方ないですね
酔ってる晄人さんの背中が温かくて
むこうを向いてる彼にくっついて眠った
美優...
大好きな笑顔の彼に
抱きしめられている夢を見た
一緒に寝るときはいつも抱きしめてくれるの
温かくてすごく落ち着く...
________
『...んっ?』
体に感じた甘い刺激
ぼやっと目が覚めると奥からいびきが聞こえた
『あっ... えっ___?』
とっさに口を抑える__
自分の出した声に一気に目が覚めた
後ろから抱かれて耳に彼の息がかかってて
服の下にある手が胸の先に触れながらもんでる
『晄人さん!やめてっ__友達いますから!』
小さな小さな声で...必死に彼の手をとめる
____っ‼ __んっ...
でも全然とまらなくて体中を撫でていく...
息を止めて布団に顔を押し付けて声をころした
でも体はピクピク反応してて
彼の息が少しずつ荒くなってる...まずい
私は力を入れて彼の方に向き直った___
「美優...」
_______そんな風に見ないで
うっすらと少しだけ開いた瞳で
小さく囁いてキスをされた...
