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飴と鞭と甘いワナ

第2章 scene Ⅱ


勝って知ったる
cutsalon『gelb-grun』

ゲルプ-グルューンなんて舌を噛みそうな名前。

オーナーさん、
生粋の日本人だった…よな?

……ま、いっか。

裏に回って
『staff only』のドアを叩く。

あれ?

スマホを見れば21:30。

間に合ってるよね、俺。

も一度ノックしても
反応ナシ。

まさか
"帰った"
とか?

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