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やけぼっくい

第4章 4

まず、1人では入る事のない空間。
ついキョロキョロ見渡してしまう。

亮太「すけべ(笑」

佳奈「ち、違う!」
何が違うのかはわからないけど、からかってくる亮太の背中を叩く。


それにしても…亮太の堂々さには感心する
さすが“俺流”。


亮太「どれがいい?佳奈のすきなのでいいよ。」

佳奈「へっ⁈」

亮太「あっ、さっきのカップルこれにしたんだ」
亮太が差し出したのはいわゆるローターと言うものだ。

こんなの差し出されても困る
何て返事したらいいんだろぅ…


亮太「…佳奈、初めて?」

私は軽く頷いた。

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